ワンピ映画見た【ネタバレ】

作文みたいにガシガシ長文を書くのは苦手なので思ったこと、感じたことを主に箇条書きで並べていく。ネタバレはガンガンするけど全貌を分かりやすく書いたりしない未見勢にとって一番たちの悪いタイプのネタバレなので気に食わなかったらブラウザバックしてください。

これ書いている人について

・ワンピースは単行本を数年に一回追う程度なので知識はあまりない。

・ワンピ映画はほぼ見たことがない、たまたま見たフィルムZは面白かった。

 

まず総評というかスタンス

すごい面白かった。言いたいこともあるが良いところが勝った。とにかく映像がすごかった。夢の中の世界ということで映像がガチャガチャしまくって見てて気持ちよかった。

ウタことadoのコラボ曲が公開前に発表されたのを聞いて「う~~ん!微妙!!」って思ってたんだけど映像と合わせたら(当たり前だけど)心情と景色に合っていて良かった。

あとは夢の世界でルフィ達が、現実世界で赤髪海賊団がリンクして共闘するのとかマジで熱かった。ヤソップとウソップが見聞色の覇気で意思疎通を図って点呼をとるところとか激熱である。

そんな感じでライブシーンと戦闘シーンは本当に良かった。そしてこの映画はほとんどがライブシーンと戦闘シーンである。正にエンターテイメントって感じで本当に面白かった。

そんな感じで「基本メチャクチャ面白かった」というスタンスなのでそのことは念頭の上で、ちょいネガティブなことも書く。

 

 

アレなとこ

・シャンクス出し惜しみし過ぎ

いやマジでシャンクスどれだけ出し惜しみするんだよ。「失せろ」、「この戦争を止めにきた」、「めざましジャンケンじゃんけんポン、俺はパーを出したぞ」の3ネタで20年以上持たせようとしないでほしい。結局ルフィとも直接会わないしなんなんだお前はって気分になった。強いのはいいんだけど強い理由やらなんかしらの特技とかもっと見せてほしかったなあ。特典の40億巻には赤髪海賊団のワザやら書かれてたけどさあ

 

・ウタ、シャンクスの義理の娘、ルフィとの幼馴染設定

シャンクスの義理の娘設定についてはそこまで悪くなかったかな。実際の娘じゃないと何でもあり過ぎてつまらないっていうのはあるんだけど、血縁関係でないからこそシャンクスが「俺の娘だ」と言い切るところは良かった。

ルフィとの絡みも違和感なかった。個人的に『急に生えてきた幼馴染』を批判するならウタよりサボの方が大概だと思う。どうでもいいけどルフィとウタが仲良くする度に俺の脳内ハンコックがウタにキレ散らかしていた。

 

・ado

ウタことadoは劇中でかなり歌ってた。俺はadoの曲は割と好きなので曲数は気にならなかった。多さより今回の提供された曲が普通のJpop寄りでちょっと苦手だったかも。

ただこれは俺の気質の問題かもしれない。鬼滅映画のたんじろうの歌とか焔とか正直けっこう面食らっちゃったイプなんだ。悲しい時に悲しい歌を流されると冷めてしまう。

 

ネガティブ寄りなのはこんなもんかな。後は大したことない小ネタを挙げる

 

・ウタが可愛かった

雑に一言で言うとメンヘラとして描かれたウタちゃん、曇った顔して毒キノコ食ってるとことか「作者の筆のってそう」って思った

人を選ぶキャラデザだけど内面的にはむしろオタクが好きそうなキャラ、というか俺が好き。また何かで再出演してほしい。

 

・ネグレクト船員2名

ゴードン(ウタを育てた人)にサンジとウソップが「お前は父親として立派だ!」と激励する、まあ普通にいいシーンがあるんだけど「まあ、お前らの父親よりはね…」ってつい思っちゃった。サンジとウソップに言わせたのはかなり意図的だと思う。

 

・ブルーノ

どっかのネタで『ado→oda(尾田)→doa、つまりブルーノが出る!!!!』って妄言を見てて、そしたら実際にマジで出てきてちょっと笑った。

 

・ボコられシャンクス

一番面白いシーンはモブに殴られながらウタに微笑みかけるシャンクスガキの使いの笑ってはいけないシリーズに通じるものがある。

・当たり前だろ

俺の一番好きなシーンのセリフをウタを助ける時にも使ったのやめてほしかった。条件反射レベルで泣きそうになるので。

 

そんな感じかな、個人的にはワンピ映画の最高傑作だと思うよ、4本くらいしか見たことないけど、では。