【モン娘TD】小説版買ったので感想を書く【VSラシオン騎士団】

買ってきました。9月30日発売なので10月1日に行った（※新潟の書籍は一日遅れ）けど置いておらず、それならと2日に行ってもなく、なんなら同日に発売するものとして覚えていたヒ〇ルの自己啓発本もなかった。いよいよおかしいと思い店を変えたらありました。ありがとうアニメイト、許さんからなTSU〇AYA。

冗談はさておき本に付属してたシリアルコードも打ち込みスキンが手に入った。ゲーム内で販売されているスキンがおよそ1600円であることを考えると700円でライトノベルとスキンが買えるとか実質無料でしょ。買おう！ラノベ！

しっかりHシーンも付いている。こんなゲームやっといてアレだけど僕は異種姦は趣味ではない。趣味ではないんだけど密着しながら透ける体、ゲル状の体内に漂う精液とかなんかエロいなあと思った。一見の価値ありかも。買おう！ラノベ！（2回目）

はい、あつい宣伝もしたので感想を書いていきます。ネタバレするけど内容がわかって面白さが目減りするようなタイプの作品ではないとは思ってます。

・未プレイ勢の方へ

ネタバレ！感想！とか書いたけど、小説版は本編の文章や会話をかなりそのまま持ってきている。なので主に相違点を箇条書きで挙げ、それについてグダグダ感想を書いていく形式になるから未プレイ勢には分かりづらいかも、ごめん。

だからってわけじゃないけど「内容ちょっと気になるけどこんなイカれたラノベに金出したくねえ…」って人は素直にゲーム本編をやっていいんじゃないかな。↑は公式サイトからパク、引用してきたストーリー画像なのでこれにピンときたらやってみてほしい。このゲームがどんなノリなのか一発で分かるある意味で名文である。

・Hシーン全カット

（フランス書院とかでなくファミ通文庫だから）しょうがないね。まあ挿絵もないならなくていいかな…

・主人公に名前がついた

ゲーム版のモン娘TDでは主人公のことは基本「ご主人」と呼ばれている。今更ながら、初対面のモン娘に遭遇しても少し話しただけでご主人様とか呼ばれちゃうのは中々に狂っている。

それはともかくとして、そんな感じでソシャゲは主人公に固有名詞が付いていないことが多い。

だが、小説版だと主人公（自分の名前が分からない記憶消失の少年）は創世記に誕生した少年と同じ名前で呼ばれることになっている。名前は伏せるが主人公を生き別れの婚約者と思い込む精神異常者こと【スライム娘】リンちゃんの婚約者の名前と似ていたりする。割とマジで伏線かもしれない。

…ギャグに伏線を仕込んでいると疑うの、ワンピースを読んでいる弊害だと思った。モン娘TDはマンピースって感じのストーリーです（褒めてます）

・【オーク娘】ポデルの出番がカットされてる

小説版での最も大きい変更点。ゲーム版では最序盤から登場する【オーク娘】ポデルの出番、というか描写が丸々カットされていた。後に描写がカットされたことそのものがギャグとしてイジられている。

精力旺盛な♂オークを従え、本人もTheガッツ!あふれる超肉食ガテン系女子なエッチシーン量産マシーンなので消されたのだと思う。好きなキャラだけに少し残念かなあ。

・スズちゃんないがしろ

話が地続きだけど、ポデルが出ないことで一緒に出るはずだった【ペガサス娘】スズまで出番が少し後になっている。その結果ネームドキャラはリンちゃん一人のみで密猟者達と戦うやべえ展開になったりした。ここでの解決策がメタメタな力技で好き、改変部分だと一番好きな描写だった。

・挿絵について

レギュラー陣（ビビ神・スズ・リン・クロミ・セレン）以外はゲームと少し違和感があるかな。立ち絵ぐらいしか資料がなかったのかな、まあ正直味わいの部類。

・後書きについて

意訳で書こうと思ったんだけど齟齬が生じたら嫌なので本文から丸々引用させていただきます（問題があったら消します）

編集さんと話をした際に、『配信タイプのゲームは、配信が終了してしまうと、本編のお話が読めなくなってしまう。そうした未来の遺産として、本編のお話をノベライズという形で残せれば嬉しい』という話題が出まして、いつか、100年後ぐらいにこのノベライズでゲームを懐かしむ人がいてくれればいいなという気持ちで、本編に沿った物語をお届けしております

ほんと、あの、バカにしているわけじゃなく、なんなら敬意を持った上で書くんですけど、後書きのこの部分を読んだ時に頭の中で浮かんだ単語は焚書でした。いつ図書館戦争が起きてもいいように大事に保管させていただこうと思います。