はじめに
このブログ記事には宗教を批判中傷する意図はありません。
某日、ヒマを持て余していた僕は、ネットで見たある話を実行することにしました。
ある話というのは、とある男性(※無宗教)が某宗教からチケットを貰って宗教映画を観ることを趣味にしているというものでした。その話を見た限りだと
①チケットはタダでくれる
②勧誘はしてこない
③サクッと渡してくれる
という感じで思ったよりライトな印象でした。
僕は色んな映画を観ることが趣味でしたが松本人志の『R100』で「もう見える地雷を踏みに行くのはやめよう…」と能動的にクソ映画に触れるのはやめていました。
ですが、あらゆる意味での『怖いもの見たさ』が湧いてきたところに件の無料ヤバ映画情報を見てしまい抑えきれずに行ってしまいました。
そんな感じで施設まで行ったのですが閉まっていました。正直もう帰ろうかと思いましたが別の支部が思ったより近かったのでそこにも行ってみることにしました。無駄足を踏みたくないから電話で開いているか確認しようとも思ったのですがなんとなく怖いのでやめました
2つ目の施設は開いていましたが先ほどの建物より大きく、ちょっとした庭まであって正直「入りづらっ」と思いましたが意を決して入りました。
入った先の玄関ホールはそれほど広くはないのですが、教祖の著作物やら謎の仏像?やらが置かれており「視界の情報量がすごいな」というのが感想でした
入出口のサイド付近に3人のバアちゃん達が談笑していました。こちらには気づきつつも特に干渉してくるわけでもなかったので「想像していた人達と違うな」と悪くない印象でした。この時までは。
そんなこんなでやや奥まったところに受付を見つけました。とっとと半券もらって帰ろう、そう思い話しかけました。
俺「すみません、映画の半券が欲しいんですけど…」
「はい…?」
俺「今度映画やるじゃないですか、ここで映画のチケットがただで貰えるって聞いたんですけど…」
「はあ……」
僕「??」
「……ああはい! そうですね、よろしかったらこちらへどうぞー、少々お待ちください」
?????
若干要領を得ない対応からの談話室への案内をされました。さくっとチケット貰って帰れるのではなかったのか
その他にも今まで来たことはあったか、どこでチケットが貰えるのを知ったのか等を話しながら席に案内されました。
4人席に案内され座ると先ほど玄関ホールにいたバアちゃん達も座ってきました。
この後そこそこ会話が続くのでどういった話題だったか箇条書きします。
・天気について
・どの辺に住んでいるのか
・ここの宗教の素晴らしさについて
・この施設には入りにくくなかったか
・お布施はお布施と呼ばない、ここの宗教特有の別の呼称があること(なんだったかは忘れた)
・どこで映画のチケットをもらえると聞いたのか(受付にも聞かれたが気になるらしい)
・僕が最初に訪れた支部は支部長?がたまたま不在で閉めていたこと
・ここの宗教の素晴らしさについて
・某地方ラジオ局では毎週番組を行っており、それが数十年続いていること
・↑それで知る人が多いらしいとのこと
・ここの宗教の素晴らしさについて
大体こんなんだったと思います。
「映画ってね、一度観ただけじゃ理解できないの、難しいから。だから何度も観るの」
僕「ああ、そうなんすか…」
「だからもう一枚あげるわね」
僕「」
「一枚はプレゼントでもう一枚は1400円ね」
僕「」
ここでかなり萎えました。誤解なきように書きますがちゃんと断れずに払ってしまった自身に一番萎えたのです、微妙に高いし。というか前情報では時間も金も使わないと聞いたからこそ試しに行ったのに時間も金も使わせられる落差がだいぶキツかったです。あと何が萎えるっておそらくだけどこのバアちゃん達って良かれと思ってやっている可能性があるんだよね。そりゃみえみえの悪意でこちらにお金を使わせにきているなと思ったら強めに断れるけどそうじゃないのよ、だからこそ余計にたちが悪いんだけどさ
※このブログ記事には宗教を批判中傷する意図はありません(二度目)
そんなこんなで払ったお金は謎の封筒に入れられ、その封筒ごと談話室にある賽銭箱へと入りました。入れた時その場にいた皆が拝んでいたのでとりあえず僕も拝んでおきました。
この辺りでひと段落感もあったので挨拶をしてとっとと帰りました。以上が僕の初めての宗教施設体験です。
「まあ大丈夫だろ」と高をくくってましたが思ったよりハイカロリーでしたね。
もし怖いもの見たさで映画チケットをもらいに行きたい!という方がいるなら僕個人の体験からすればあまりオススメはできません。あえて言うなら小さめの支部がいいかも、人が少な目かつ受付までの距離が近いらしいので。では。